
法人口座ってどこで開設すればいいか、迷いますよね。
私も起業したときは本当に悩みました。メガバンクは信頼できるけど手数料が高い。ネット銀行は安いけど、なんとなく不安。
そんな葛藤の末に選んだのが、「GMOあおぞらネット銀行」でした。
正直、最初は「GMOって聞いたことあるけど、銀行としてどうなの?」くらいの認識でした。
でも実際に使ってみると、これが想像以上に良くて。今では完全にメインバンクとして使っています。
特に急いで法人口座を開設したい人には、本当におすすめです。
私の場合、申し込みから口座開設まで驚くほど早くて、しかもネットで全部完結しました。
「来週までに口座が必要なのに…」と焦っている人こそ、GMOあおぞらネット銀行を検討すべきです。
ここが良かった!8つのポイント
1. 口座開設が驚くほど早くて簡単(これが一番大きい)
急いでいる人に一番伝えたいのがこれです。
法人口座の開設って、正直めんどくさいイメージがありませんか?
メガバンクだと窓口に行って、書類を何枚も書いて、審査に何週間もかかって…。
- ネットで申し込みが完結:銀行に行く必要なし
- 提出書類は基本2種類だけ:履歴事項全部証明書と法人番号がわかる書類
- 最短即日で開設可能:条件が揃えば本当に早い
- バーチャルオフィスでもOK:他の銀行で断られた人も諦めないで
私の場合、申し込みから口座開設まで本当にスムーズで、拍子抜けするくらいでした。
「来週の取引に間に合わない…」と焦っていたんですが、余裕で間に合いました。
何より驚いたのが、バーチャルオフィスでも口座開設できたこと。
他の銀行では「実態のあるオフィスじゃないとダメ」と断られることが多いんですが、GMOあおぞらネット銀行は柔軟に対応してくれました。
今すぐ口座が必要な人、バーチャルオフィスで起業する人は、まずここに申し込むべきです。
2. 振込手数料が本当に安い(年間で数万円変わる)
口座開設の速さと同じくらい重要なのが、手数料の安さです。
他行への振込が一律143円(税込)。
メガバンクだと同じ振込に500円以上かかることもあるので、これだけでもかなりの差です。
| 振込先 | 手数料 |
|---|---|
| GMOあおぞらネット銀行宛て | 無料 |
| 他の銀行宛て | 143円(税込) |
| 設立1年未満の法人 | 他行宛て月20回まで無料 |
しかも、同じGMOあおぞらネット銀行の口座への振込は無料。
取引先が同じ銀行を使っていれば、何度振り込んでも0円なんです。
特に助かったのが、設立1年未満の法人は他行宛ての振込が月20回まで無料になる特典です。
創業期って本当にお金がないので、この特典には何度も救われました。月に20回も振込手数料がかからないって、年間で考えるとかなりの金額になります。
月額500円の「振込料金とくとく会員」になれば、他行宛ても129円まで下がります。
3. 24時間いつでも振込できる(急ぎの支払いに対応できる)
これ、急いでいる人には特に重要です。
夜中に「あ、明日の朝一で振り込まないと!」と気づいたとき、スマホアプリからすぐに手続きできるんです。
メガバンクだと「翌営業日扱い」になることが多いんですが、GMOあおぞらネット銀行は全銀モアタイムシステムに対応しているので、夜でも休日でも即座に相手の口座に着金します。
急ぎの支払いがあるとき、この「いつでもすぐ振り込める」という安心感は計り知れません。
4. ビジネスデビットカードが想像以上に便利(1%還元は大きい)
正直、最初はデビットカードなんて使わないだろうと思っていました。
でも使ってみたら、これが予想外に便利で。
まず、年会費が無料。そして利用額の1%がキャッシュバックされます(一部例外あり)。
現金で払っていた経費をカードに切り替えただけで、毎月それなりの金額が戻ってくるようになりました。
しかも支払いと同時に口座から引き落とされるので、「あれ、今月いくら使ったっけ?」みたいな不安がありません。
ネットバンキングで即座に確認できるので、経費管理がめちゃくちゃ楽になりました。
5. 複数口座とビジネスID管理が地味に神(会社が大きくなっても安心)
事業が大きくなってくると、「この口座は運転資金用」「こっちは税金の積立用」みたいに分けたくなりますよね。
GMOあおぞらネット銀行なら、追加で最大19口座まで開設できます。
しかも「ビジネスID管理」という機能があって、従業員に権限を与えることができるんです。
例えば経理担当には「残高照会だけできる権限」、経理責任者には「振込までできる権限」みたいに細かく設定できます。
最大100人まで登録できるので、会社が成長しても対応できます。
一人でやっているうちは必要ないかもしれませんが、人を雇い始めたときに「こんな機能があったのか!」と気づくはずです。
6. 創業期でも借りられるビジネスローン(資金繰りの保険になる)
これは使ったことがある人にしか分からない良さかもしれません。
GMOあおぞらネット銀行には「あんしんワイド」というビジネスローンがあって、最大1,000万円まで借りられます。
驚いたのが、創業期や赤字でも審査してもらえること。
普通の銀行だと「実績がないと貸せません」と言われることが多いんですが、ここは違います。
金利も0.9%〜と比較的低めです。
実際に資金繰りが厳しくなったとき、このローンに救われました。
7. 銀行APIとか、技術的にも面白い(自動化したい人向け)
これは少しマニアックな話になりますが、GMOあおぞらネット銀行は「銀行API」を提供しています。
簡単に言うと、自社のシステムと銀行を連携させられるんです。
例えば、ECサイトで商品が売れたら自動で振込処理をする、みたいなことができます。
「sunabar(スナバー)」というテスト環境を使えば、審査なしで試せるので、開発者にとっては遊び甲斐があります。
また、会計ソフトの「freee」や「マネーフォワード」ともスムーズに連携できるので、経理の自動化がしやすいです。
8. あおぞら銀行グループという安心感(ネット銀行が不安な人へ)
ネット銀行って「大丈夫なの?」と不安になる人もいると思います。私も最初はそうでした。
でもGMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行グループなんですよね。
あおぞら銀行は長年の実績がある銀行なので、その安心感は大きいです。
しかもGMOインターネットグループの技術力も加わっているので、「信頼性」と「使いやすさ」の両方を兼ね備えています。
セキュリティ対策もしっかりしていて、24時間365日のモニタリング体制が整っています。
今のところ、不正アクセスやトラブルに遭ったことは一度もありません。
実際、東京商工リサーチの調査で「メインバンク増加率」が2024年、2025年と2年連続で全国1位になっています。
実際の利用者の声も良い
私だけじゃなく、周りの経営者仲間もGMOあおぞらネット銀行を使っている人が多いです。SNSでも好意的な声をよく見かけます。
「CFOランチで毎回GMOあおぞらの良さを布教してる」という人もいれば、「一人法人だけど画面が分かりやすくて助かる」という声も。特に多いのが「手数料が安い」「口座開設が早い」「使いやすい」という3つの評価です。
メガバンクの口座も持っているけど、実際に使うのはGMOあおぞらネット銀行ばかり、という人も結構います。私もそのタイプです。
正直なところ、ここはイマイチ
良いことばかり書いても怪しいので、正直にデメリットも書いておきます。
まず、ATMが少ないです。現金の入出金ができるのは、セブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行の3つだけ。
地方に住んでいる人や、現金を頻繁に扱う業種だと少し不便かもしれません。
あと、ポイント還元率は正直微妙です。
振込1回につき1ポイントとかなので、「ポイントでお得に!」みたいな期待はしない方がいいです。
それから、定期的にキャンペーンのメールが届きます。
人によっては「うざい」と感じるかもしれません。私は気にならないタイプですが。
こんな人には特におすすめ
実際に使ってみて、こういう人には特におすすめだと思います。
急いで口座を開設したい人は、迷わずここです。他の銀行と並行して申し込んでおけば、確実に選択肢が広がります。
これから起業する人も、まず間違いなく開設すべきです。設立1年未満の特典が本当に助かります。バーチャルオフィスでも開設できるので、初期費用を抑えたい人にもぴったり。
コストを抑えたい中小企業も、手数料の安さを実感できるはずです。月に何十件も振込をする会社なら、年間で数万円〜数十万円の差が出ます。
一人社長や小規模な会社には、使いやすさが刺さると思います。画面がシンプルで分かりやすいので、経理の専門知識がなくても直感的に使えます。
複数の担当者で経理を回したい会社は、ビジネスID管理が便利です。権限を細かく設定できるので、内部統制もしっかりできます。
まとめ:今すぐ申し込んで損はない
長々と書きましたが、結論としては「GMOあおぞらネット銀行の法人口座、めちゃくちゃ良いよ」ということです。
手数料は安い、口座開設は早くて簡単、使いやすい、機能も充実。デメリットもありますが、それを補って余りあるメリットがあります。
私自身、最初は「とりあえずサブ口座として持っておくか」くらいの気持ちで開設したんですが、気づいたら完全にメインバンクになっていました。
それくらい使い勝手が良いんです。
特に急いで口座を開設したい人は、今すぐ申し込むべきです。
口座開設は無料ですし、維持費もかかりません。審査に時間がかかる他の銀行と並行して申し込んでおけば、「間に合わない…」という最悪の事態を避けられます。